ブログかもしんない

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磯村亮太に見た夢

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おはようございます、カモシンナイです。

J1の中断期間を終わり、いよいよアルビレックス新潟磯村亮太がデビューするかもしんないときを迎えました。

磯村亮太の完全移籍は非常に悲しいっ!それはユース出身の生え抜きであって生涯グランパスでいて欲しかったというのもある、、、が、それ以上に彼は大いなる可能性を秘めている選手だからであります。

彼のアルビデビューの前にそれを吐き出しておこうと思います。

 

 磯村亮太は攻撃の選手であるっ!

グランパスでは最終的にセンターバックとしてスタメンを勝ち取った磯村亮太だが、彼はあくまで攻撃の選手なのだ。センターバックとしての高さ・強さは物足りないし、刈り取り能力もそんなに高いとは思えない。スペースを埋めるポジショニングでなんとか守る選手だとと思う。

そんな磯村亮太センターバックをやっていたのは、グランパスが攻撃特化の風間サッカーをやっているからであり、バランスを考えたらやはり中盤に置くのが妥当だと思う。

攻撃参加がしやすいポジションに置いた方が、磯村亮太の良さは活きるはずだ。

 

磯村亮太の良さは視野の広さと独特のリズム感であるっ!

磯村亮太はよく無茶な縦パスを入れてはロストしていた。ただし、その縦パスを出せるのはそこが見えているからだろう。そこを通すことがチャンスになることをわかっているのだと思う。むしろ受け側のポジショニングが悪いと思わせられることが何度もある。視野が広くインテリジェンスなプレーヤーなのです。

そしてもう一つ、彼のプレーのリズムは独特だ。彼はアジリティがあるほうではないが、ドリブルでスルスルと抜けていくシーンも一度や二度ではない。なんというかヌルヌルしているのだ。あのヌルヌルした動きは相手の意表をつけるし、とても面白い。

そしてそういったプレーを総合して、彼にはトリックスター的な要素を感じるのだ。何かやってくれそうな、ヌルヌルと全てをすり抜けてゴールを奪ってくれるような期待感がある。

 

適正ポジションはサイドバックであるっ!

磯村亮太はアジリティやスピードが特別あるわけではなく、背負った相手を交わしたり、瞬時に反転して前に出せたりというのはあまり得意じゃない。ボランチで出ているときも受けてロストして大ピンチというシーンはグラサポならイソあるあるだ、その上取られたくせに他人事のようにジョギングで戻るだけだから彼は風当たりが強い時期があったり、(ワタシとしてはCBが奪い返してくれたときにパスを出しやすい位置にあえてポジションとっている、と思っていた、思い込むことにした。)要するに不器用なのだと思う。ボランチのように360度警戒しつつ見方も周りも把握して攻撃も守備も同時に行うような機会が多いポジションでは磯村亮太の本領は発揮されないと思う。

ならば、どこかと言われたらそれはもう「サイドバック」であるとワタシは言いたい。西野体制時代(だったと思う)に磯村亮太が右サイドバックとして出た試合で印象的なシーンがある。そのときからグランパスは前プレに弱く、ビルドアップに苦戦していた。最終ラインでボール回しをしている中で、CBから回ってきたボールを磯村亮太がダイレクトでトップ下(だったと思う)あたりに縦パスを入れた。それは残念ながら相手にとられてロストしたのだが、、、この発想が素晴らしいと思った。トラップしてパスという同じリズムで回してして相手に読まれていたし、各駅停車のパス回しでは相手に追いつかれるし、ということで磯村亮太はその選択をしたのではないかと思う。むしろ前の選手がこれを受けられるポジショニングを取らないと攻撃できない、だからちゃんと動け、というメッセージが込められたパスミスにみえた。

そして、去年の後半のボスコ体制時にも磯村亮太サイドバックをしたことがある。そのときも磯村亮太は縦パスを出せる貴重なDFだった。サイドバックまで回して手詰まりになり戻してどうしようもなくなって縦ポンというのが定番になっていたグランパスの希望にみえた。残念ながら降格により当時のボスコ監督も解任、磯村亮太のスーパーサイドバックへの道も終わってしまった。

磯村亮太は、そこそこの強さ・高さがあるのでサイドバックの守備としても悪くない。サイドバックはスピード系が多く、高さのない選手だと逆サイドに振られたクロスなんかを相手のアタッターにミスマッチをつかれてやられたりするが磯村亮太ならその心配は少ない。

そして、サイドバックとして攻撃参加もできる。サイドハーフを追い越してオーバーラップしてクロスをあげる、というイメージはつけにくいがサイドバックがそういう選手じゃなきゃいけないということはないはず。磯村亮太に合った方法で攻撃参加すればいいのだ。

それはビルドアップ含めて、ボランチのように攻撃参加するのだ。縦パスを出せる視野はもっているし、サイドバックから一つ飛ばしたパスや大きな展開、楔のパスを入れたれたらすごい武器になる。ヌルヌルドリブルでインサイドに持ち上がってもいい。ワタシは磯村亮太が司令塔型サイドバックになれると信じて疑わないのである!!

 

ついでにもう一個、コンバート先としてトップ下もいいんじゃないかと思っている。セレッソの山村が大成功しているからだろ、と言われたら、その通りだよ!というしかない。であるけども、磯村亮太もその適正があるように思えるのだ。それについて何も問題はないはずだ!

 

がんばれ、新潟の磯村亮太

そんなわけでワタシはまだ磯村亮太を諦めていないわけです。本当ならグランパスで彼が偉大な選手になるのを見ていたかったけど、こうなっては仕方なし。なのでアルビレックス新潟磯村亮太として、がんばってほしいです。

磯村亮太が本気になれば、新潟を残留させることくらい容易いはずだ!がんばれイソ!

 

 

 

大武のことも忘れないであげてほしいっス・・・。元グラ戦士で新潟を残留させるッスよーー!!!